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torauma

       

ある日

屋根裏部屋の片隅から

中学生の頃の日記を見つけた



父と母は初めから私の父と母で
よくある恋愛ドラマの男と女というのは
全く別の世界のもので・・ 
だから父と母はずっと私の側にいて 
それはごくあたりまえのことで 
ずっとそう信じていた 
どうして行くの 
何処へ行くの 
壊れた時間はもう戻らない
愛なんて形がないから・・・
変わってしまうのが当たり前?





     その頃から私は、こんな風に思って時を過ごしていたのだと

     何だかとても苦い思いが込み上げてきた

     愛なんていらないと感じてた私が・・・ 

     
     まだ子供だったあの頃

     私は愛する心を何処かに忘れてきてしまってのかも
     

     だけど人を愛することで
     
     私自身が愛を感じることができるのだと気が付いた

     もうけして今までの日々に後戻りはしない

     海よりも深い愛に満たされたいから・・・



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